宇部の町、てくてく ~百年の名残り~
■イラスト・文章:小野寺光子
■デザイン:100mm design
■発行:グリシーヌ
■刊行年月日:2023年5月26日
■頁数:25ページ
■サイズ:21cm×21cm
■内容:『発行人グリシーヌInstagramより』 https://www.instagram.com/gly.cines/
この本は、40数年振りにUターンした私の全くの個人的感傷により企画、作成したものです。
私が 小学6年生の時 学校で「宇部市政50周年」ということで作文を書かされました。当時隣に住んでいた同い年の従姉妹と一緒に祖父に50年前の宇部の様子をインタビューして一生懸命に書き上げた事を覚えています。クラスの中では選ばれたのですが、結局 鵜の島小学校の中からは、その従姉妹の作文が選ばれました。彼女が、宇部市から表彰され広辞苑を贈られたことが、とても羨ましくて 今でもよく覚えています。
そして2021年は、宇部市政100周年でした。子どもの頃 50年なんて途方もない年月だと思っていたのに…今の私は、100年なんてちょっと前の事じゃないか…なんて思ってしまいます。
まさに 光陰矢の如しです。
と同時に目に映る当たり前の景色が、とても懐かしくもあり、ありがたく愛おしく感じてしまいます。
そしてこの思いを遠く離れた友と分かち合いたいとも思う様になりました。
そんな私のセンチメンタルな郷愁を横浜育ち東京在住のイラストレーター小野寺光子さんに形にしていただきました。
地元民ではない小野寺さんだからこその好奇心旺盛でキラキラとした眼差しで 実に瑞々しい感性で描いくださいました。そしてまた 無理難題にも関わらず素敵にデザイン、製本を引き受けてくださったブックデザイナー100mmdesignの井上篤さんに心より感謝申し上げます。
☞この冊子内は2023年4月時点のものです。お出かけの際は最新情報をご確認ください。
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